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社員インタビュー

T・S

2016年入社

仕事内容について

史資料記録管理の専門家

東京アーカイブ所属のアーキビスト。アーキビストとは、専門的知見を活かして様々な記録を整理し、適切に保存・管理する史資料記録管理の専門家です。欧米では専門職として広く認知されていますが、日本においては認定制度が、2012年以降に始まりました。
私の場合は、日本アーカイブズ学会登録アーキビスト、国立公文書館認証アーキビストの2つの資格を持っています。
これらを生かして、歴史的な資料の整理、資料の保存廃棄にかかわる評価選別基準の作成、アーカイブ・コンサルティング業務などを担当しております。

社員インタビュー

仕事のやりがい・苦労したエピソード

学園創設者の来歴調査で
力量を十分に発揮

コンサルティングの業務一環として、学園の創設者の方の来歴を調査する業務を受注しました。
100年もの長い歴史を有する学園であり、学園内に資料が十分に残されていない状況でした。国立国会図書館や国立公文書館などで創設者の方の略歴や系譜などを調査し、原稿用紙40枚の報告書を提出しました。
調査中は文献が見つからずとても苦労しましたが、提出した報告書を先方がご満足いただき、アーキビストとしての力量を十分に発揮できた案件でした。

1日のスケジュール

  • 9:30

    朝礼

    現場作業のため社内で準備。
    作業データ・PCを持参し、朝礼。

  • 10:00

    営業同行

    営業に同行しアーカイブの事例を紹介する。

  • 12:00

    お昼休憩

    訪問先の近くで昼食を取る。

  • 13:00

    現場作業

    資料整理作業の監督、スタッフへの作業指示、
    先方への作業の進捗報告など。

  • 18:00

    帰社

    帰社後に打合せ。課員の進捗確認、メールチェックなど。
    資料目録を確認し、修正点などをスタッフに指示。
    翌日の作業にかかわる作業指示書を作成。

  • 21:00

    帰宅

求職者の方へのメッセージ

資料を後世に引き継ぐ
重要な仕事

アーキビストというのは、あまり耳慣れない職種ですが、資料の利活用を促すとともに、資料を後世に引き継ぐ重要な仕事であると考えています。案件ごとに異なる資料を取り扱うため新たな知識を取り入れ、日々の業務を担当しています。

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